5423株価は株主優待はないが投資の価値ある企業

5423株価と言えば東京製鐵ですが、ここは電炉メーカーの最大手です。電炉メーカーとは、鉄鉱石や石炭から作る製鉄と違い、鉄のスクラップから電気炉(電炉)で製鉄する会社のことです。東京製鐵はその中でも、H形鋼、厚板、冷延などを得意分野としています。このうち、H形鋼というのは断面が文字通りローマ字のHの形のもの、厚板は6ミリ以上の板、(150ミリ以上になると極厚板になります。)冷延は「熱いうちに曲げる熱延ではないもの」を言います。なお株主優待については、このような製品のため品物的な株主優待はありません。製鉄会社は中国の景気に直結するということで、中国の景気低迷と共に東京製鐵の5423株価も他社と一緒に下がりましたが、東京製鐵は国内がメインで中国との関係は多くなく、実際にはあてはまりませんでした。しかし、中国から安い鉄鋼が入ってくるために日本国内の鋼の価格も低迷してしまいますので、決して好材料ではありません。ただ、それに伴って原料の鉄スクラップ自体の価格も大幅に下がったために収支としては現在悪い結果にはなっていません。東京製鐵はもともと無借金経営を続けてきた良会社ですので、投資には安心ですが、電炉メーカーというのは全体としていろいろな要素が直接景気に跳ね返ってくる業界ですので、その点に注意しておくことが常に必要です。まず重要なのが国内の需要と景気ですが、なにしろ現在は東京オリンピックを控えています。それまで5423株価も維持を続けるでしょう。今さらに良い条件なのが原油安です。原油価格が安ければ電力料金が安くなり大量に電気を使う電炉メーカーには大変な追い風です。東京製鐵は無借金経営の原則を破ってまで田原工場に投資し設備を一新しました。そのため、自動車業界などへの高品質商品も増えてきています。株主優待はありませんが、東京オリンピックなどを控えて、投資したい企業の一つです。